どうも!!
Tfamilyです!!
前回の記事で本体工事と外構工事について少し触れました。
その続編で今回はお届けしたいと思います。
前回の記事がまだの方はこちらからご覧下さい。

また本シリーズが気になる方はこちらの#1から是非ご覧下さい。
シーズン1 #1

シーズン2 #1

本題の外構のお話ですが、前回この様にお伝えさせて頂きました。
外構工事は建物本体工事に比べて予算取り・プラン内容が
甘い事が多いです。
特段、新築であろうがリフォームであろうが関係ありません。
住宅業界に身を置くものとして、どこに行っても感じる事の
上位に上がってきます。
何故か本体工事をメインに計画していく方が多いですが、
理由は様々だと思います。
どうですか!?しっかり計画されていますか!?
不安な方は考え方も新たにしていただいた方がいいかもしれません。
それでは早速いきましょう!!
外構工事の位置付け
日本で新築戸建住宅計画をするとほぼ必ず必要になる工事の一つ、それが外構工事です。
そんな立ち位置にも関わらず、計画初期段階からしっかり検討される工事ワースト1と言ってもいいでしょう。(独断)
外構工事が後回しにされる理由
前回記事でもお伝えしましたが、以下の理由がよく聞かれます。
- 住宅会社の担当者から大体100万円くらいですよと言われそのまま計画する
- 先ずは建物本体計画を固めてから考えましょうと言われそのまま話を進めてしまう
- 外構及び緑化計画がどれほど建物の外観や生活に影響するか理解をしていない
この辺りがよく聞く理由と個人的には感じています。
大多数の住宅会社やその会社の担当者はお施主様になりうる家族の生活を真剣に検討・熟慮し提案をしますが、工事請負契約を交わしてから考えればいいと提案自体を後回しにしていく事も少なからずあります。
こう言った場合、住宅会社に非難が集まりがちですが、施主様側も非難されるべき状況もあると思います。
これほど、いい加減に計画を進める高額商品は他にないと思います。
大体100万円て150万や200万円になっても大体100万円です。
その際に当初はこう考えていたから100万円とお伝えしていた、
と後出しジャンケンのように理由を述べられます。
施主様側はせめて100万円と言われたならそのプランをもらいましょう。
細かい内容は後からでもいいです。プランだけでもあれば後出しジャンケンを回避できる確率は格段に上がります。
そうすれば、どこがどう変わったのかも後からでもしっかり計画できますので。
無論、最初から建物と同じ熱量・精度で見積もりまで計画する事が良いには決まっています。
外構工事を後回しにしては行けない理由
では、何故後回しにしては行けないのか。
資金が潤沢にあり、どんな計画でも構わないという気持ちがあれば何も問題はありません。
しかもそんな貴族のような方に限ってはしっかりと最初から計画されています。
そして失敗も少ないです。
ここで後回しにするといけない理由を上げておきます。
- 建物本体で計画している予算で全体が圧迫されて外構計画まで資金が回らなくなる
- 低予算になると建物外観とのバランスが崩れる
- 性能、機能面でメンテナンスが大変になる
外構工事の予算
どのように決めていますか?
建物本体工事で当初予算以上の計画をしてしまったことにより、エクステリアの計画が全くできないなんてこともあります。
建物の1割は外構工事でかかると言われたりまするのを見かけますが、根拠はありません。
割合で決めれる程、それぞれの施主様の要望は一定化していませんので目安なるものはないと認識してもらった方がいいです。
そして、計画初期段階で建物と同時に外構プランも出してもらいましょう。
そうするとこのプランに対して金額はいくらかとはっきり見えます。
外構工事の予算は建物同様しっかりとした根拠によって決めるのです。
重要な事は金額先行ではなくプラン先行で
『100万でできる事を探すのではなく、やりたいプランを先ずは完成させ、最終的な全体予算に対して優先順位が低いなら削ぎ落としていく事』
を行うと悔いが少なくなると感じます。
エクステリアが及ぼす影響
そもそも、車をおけるスペース(土間コンクリート)と敷地境界のフェンスがあればいいという方も外構工事が生活に及ぼす影響は大きいです。
- 機能門柱
- 防草シート
- 天然芝・人工芝
- フェンス
- カーポート
- 門扉
- インターホン
- ウッドデッキ
- 電気配線計画
- 給水排水計画
- 植栽計画
あげればキリはないです。
これら全て生活に密接に関わってきますし、ないと不便になるものばかりです。もちろん不要な計画をされている方もいらっしゃいますが、これらがないと生活が成り立たない家もあるのです。
そんな私もこちらの記事で失敗談をお伝えしておりますが、もっとよく検討していればこのようなこともなかったのかと思うと後悔ポイントですね。

家造りは全く同じものがないが為に完全に失敗を防ぐ事は中々難しいです。
ですが、考え方一つで未然に防げる失敗もたくさんあります。
少なくとも、建物本体工事とは別物という考えは無くした方がいいと思います。必ず、関連性のある工事がどこかには出てきますので。
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回は外構工事についての考え方・進め方の初期編としてお伝えをしてきました。
進め方に関してマニュアルはありません。
自分たちの計画が今どのような状況にあるのか、しっかり考える事が大事だと思います。
建物本体に比重を置きすぎて蔑ろにならないように頭では考えておかないと行けないという事を家造りにおいては最重要事項として認識しておいて下さい。
仮に失敗したとしても、受け止めれる失敗か、受け止めることのできない失敗かで変わってきます。
受け止めれる範囲での失敗はいいとして、重大事故につながらないように情報収集していきましょう。
それでは今回はここまで。
See You Next Time!!
コメント