どうも!!Tfamilyです!!
今回は三井ホーム最終回となります。
これまで、全14回に渡り内容を決めずお届けしてきました。
これまでの記事をご覧でない方はこちらからどうぞ。














今後は別シリーズで記事をお届けできればと思います。
ということで、今回は最終回…
ハウスメーカーの見積もりについて
触れていきたいと思います。
是非、最後までお付き合い下さい。
新築住宅の見積もり
住宅の見積もりとは
家造りをしている方なら
- 必ず目にしているもの
- 多くの人は一番気になるもの
それが見積書ですよね。
私は普段から目にする事も多く、
いろんな見積書を見てきました。
良いものは費用も良い金額になる。
こんな事は住宅に限った事ではありません。
それでも、住宅の見積もりは以下の点で
特殊と言えます。
- 一般消費者が触れる機会が圧倒的に少ない
- 多岐にわたる項目があり単純比較はほぼ不可能
- 高額の為、適正価格かどうかの判断が難しい
世間で多くの一般消費者がする買い物の中で
上記内容が当てはまる物は数少ないと思います。
だからこそ、的確な判断も必要だと感じます。
オフィシャル化された住友林業の見積り
先日こんな記事を目にしました。

引用元:株式会社データ・マックス
本ブログを読んで頂いている方も
ご存知の方は多いかと思いますが、
木材商社大手『住友林業』の住宅事業本部での
新築住宅の見積もりについてです。
総額何億円もする建物に対して
見積もり明細が出せない事が
不誠実だという内容です。
確かに細かい明細という事に関して言えば
誰が見ても十分とは言えないですね。
これが当たり前とまでは言わなくても
普通だという環境を目の前で見てきて、
率直に驚きました。
本体価格=〇〇〇〇万円
この記載の仕方だけで明細がないのは
如何なものかと感じる方が多いかと思います。
住友林業ではお施主様毎に違いはあれど
本体工事の見積明細は一貫して本体工事の
記載のみとなります。(諸費用等の記載は別途有)
家造りをされている方は手元に
どのような見積もりがありますか。
何故明細が必要か
私が知る限り、先に述べた様に
明細が必要になったケースは
聞いた事がありませんでした。
では、何故こんな事が記事になるのか。
鯔のつまり、
契約後の打合せで納得のいかない事があったり、
思っていた内容と違う等の
ミスマッチが生じている事が
大きく起因していると考えられます。
でなければ、
いくら消費増税が迫っているからといっても
工事請負契約書にサインしないですからね。
それでも、見積もり明細にまで
議論が及ぶという事は
住友林業と比較し
他社ハウスメーカー並びに
全国の住宅会社は、
住友林業以上の見積り明細を
出しているという事実に加え
建設業法で定められている内容にも
関係しているからだと。
明細はどこまで必要なのか
実際に私が選んだ三井ホームでは
きちんと明細が出ていました。
建設業法については
私は法律家ではないので語る権限はないですが、
一人の施主として感じるのは、
明細を出してもらって、なにかが変わるのか、
という事。
- ぼったくられていないか
- 不条理に金額を釣り上げられていないか
- 適正価格なのか
等の確認を欲して、安心材料にしたい。
中には追加した内容の金額と照らし合わせて
自分達の予算に合わせる事に奔走する人もいます。
信頼は得るのはとても大変ですが、
失うのは一瞬とはよく言ったものです。
特に家造りにおいては少しでも失うと致命傷です。
私も信頼を失った事がないとは言えません。
大手のハウスメーカーともなれば
重い看板を背負って、
一世一代の買い物のサポートをする。
そんな状況下に置かれても
責任感のない担当者がいる事は事実です。
しかし、殆どの社員は
お施主様の為に必死に行動します。
もちろん、
目先の利益追求がない訳ではないですが、
住友林業では契約しただけでは
営業マンの懐に何も入ってきません。
内容を纏め上げ、
良質なコミュニケーションをとり、
着工出来た段階で
ようやく一つの実績となります。
但し、これは施主側からすると
知ったこっちゃないという事に
他ならないと思います。
このように自分の持ち場で
最善を尽くそうとしている過程で
何かの拍子に信頼を失うと同時に
疑念が出てくると、
最終的にはお金の話になり、
不信感へと変わります。
これが明細にまで話が及ぶ最大の理由だと
私は感じます。
明細を出さないという直接的な理由ではなく
お客様の希望に添えなかった事に対しては
住友林業には一定の責任があるとは思います。
このやり方はどうなのか
- 本体工事の明細を開示しない、
- 開示要求をしても提示しない、
建設業法的にいうなら違う見解に
なるのかもしれませんが、
私は出てきた見積りで納得した買い物であれば
何も問題はないと思います。
明細など出されても、適正か否かの判断など
不可能です。
注文住宅の見積もりは特に建材に関して
切り上げた数量で発注をします。
要は余分に契約書に計上されている訳です。
稀に規定数量ピッタリで全ての建材を注文する
建物があるかもしれませんが、
限りなくゼロに近いと言っていいでしょう。
そうゆう意味でも明細を見ても整合性は取れません。
差額計算の為に明細を確認する事は
一定量必要だと思います。
一つ一つの説明をしていないと指摘されれば、
不誠実と言われるかもしれませんが、
先に上げた記事は
当事者同士での解決を最優先すべきで、
オフィシャル化して
煽るようなものにすべきではないと感じます。
最後に
私としては、一人の一般消費者として
明細は出さなくてお客様が納得しているなら
それで構わないと言う解釈でいます。
ただ、明細を要求されて提示できないのであれば
提示しなくても納得のいく説明が必須で、
改善すべき点も明確だと思います。
明細の議論になる前に円滑なコミュニケーションを
とっていくスキルを磨くのも重要だと思いますが、
大会社として2の手、3の手は必要不可欠だと思います。
今回は最終回ですが、
少し感情的になりやすい記事となりました。
私は元々住友林業Gで10年程在籍し
住宅に携わってきました。
決して、不適正価格だから他社メーカーで自宅を
建てた訳ではありません。
三井ホームで自宅を建てた理由は他にあります。
ご興味がありましたらこちらをどうぞ

私は本件、
適正価格だと頭で認識は出来ておりますが、
それを現在のお施主様へ納得できるように
伝えるのは難しいですね。
まだまだ、学びが多いです。
話題となった記事によっての問い合わせも
多いようです。
今後、どのような対応になるかについては
伏せますが、これからも
皆さんが納得して家造りが出来ることを
願います。
それではここまで!!!
SeeYouNextTime!!
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